ビオセラクリニックについて
- ビオセラクリニックの開院はいつですか?
- 2001年8月に東京女子医科大学病院 消化器病センターの関連施設として新宿区に開院致しました。2011年6月に新宿区余丁町から新宿区新宿へ移転いたしました。
相談・治療を受けるにあたり
- ビオセラクリニックで治療を受けるにはどうしたらよいでしょうか。
- まずは、お気軽にお電話ください。
何もわからなくてもご状況にあわせて説明いたしますので、ご安心ください。治療を受けるための準備、流れなどを説明させていただきます。
お問い合わせについては、こちらをご覧ください。
- 総合医療相談には家族のみで行っても良いですか?
- ご家族様のみでもご相談頂けます。
可能でしたら、ご家族様、患者様ご一緒にご来院ください。
総合医療相談については、こちらをご覧ください。
- 費用はいくらかかりますか?また支払い方法を教えてください。
- 治療費用については、こちらをご覧ください。
お支払は、現金以外に、各種クレジットカード、デビットカードもご利用いただけます。
- 先進医療の対象になりますか?
- (保険会社に示される特約等の)先進医療の対象にはなりません。
医療内容が同じでも、総合医療機関として一定の施設基準をクリアした施設のみが、対象施設として認可を受けることができます。専門施設であっても病院でなくクリニック等ではほとんど該当しません。
先進医療を実施している医療機関の一覧はこちらをご確認ください (厚生労働省HPより)。
- 生命保険や損害保険などで利用できるものがありますか?
- 一般がん保険の場合、ご加入されている生命保険の契約内容により異なりますので、ご加入の保険会社へご確認ください(先進医療特約は、先進医療実施医療機関でないため、ご利用になれません)。
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免疫細胞療法
適応、治療の時期、併用
- どんながんでも治療を受けられますか?
- 白血病やT細胞型悪性リンパ腫などの血液以外の固形腫瘍(がん、肉腫)が対象です。
悪性腫瘍の患者様を対象にしているため、健康な方の病気の予防目的での治療は原則行っておりません。
またエイズウイルス(HIV)陽性の方は、治療をお受けすることができません(エイズウイルスは、特殊な条件をクリアした設備でないと取扱いができないためです)。
- 末期で、余命数カ月、と言われましたが、治療は可能でしょうか。
体力はどの程度必要でしょうか。
- 目安として、通院できる程度の体力がある方以上が治療の対象とお考えください。
車椅子でのご来院は可能です。余命数カ月という患者様からのお問い合わせを数多く頂いていますが、実際に治療を受けられている方はたくさんいらっしゃいます。
- 抗がん剤治療(または放射線治療)を受けていますが、免疫細胞療法は受けられますか? 抗がん剤治療を行う前に採血した方が良いのでしょうか?
- 抗がん剤も放射線治療も患者様が持つ免疫力により、その治療効果が大きく左右されます。したがって免疫細胞療法を併用することで本来の免疫力を上げ、抗がん剤や放射線治療の効果を上げることも大きな役割です。
ビオセラクリニックでは、副作用が非常に強く来院できないという患者様以外は併用して行っております。
利用する免疫細胞のことだけを考えれば、抗がん剤が投与される前に採血をして保存しておいた方が、ダメージを受けていない免疫細胞なので望ましいことは事実ですが、抗がん剤が始まったからといって治療ができないわけではありません。
治療中は抗がん剤や放射線などの治療を考慮した治療計画をたて、ご本人にとって最もメリットのある治療スケジュールを立案するように努めています。
効果
- がんが転移・進行して、末期の状態でも有効ですか?
- がんを外科手術で切除した後、免疫細胞療法を行うことで手術後の転移・再発を減少させることは可能かもしれません。
しかし高度進行がんを治癒させることは現時点では難しいと考えます。高度進行がんに対しては、がんの進行を遅くする(できれば進行を止める)ことで、がんが私たちにもたらす症状や臓器不全(これが死の原因になる)に立ち向かっていく(がんとの共存を目指す)ことが現実的な治療の目標になります。
治療に際して、副作用が少ないということは多くの施設での臨床試験の結果から明らかになっていますので、安心して受けていただけます。
治療の実際
- 治療は入院して行うのですか?外来での治療ですか?
(現在入院中ですが治療を受けられますか?)
- 免疫細胞療法は基本的に通院で行う治療です。
入院中の場合は、入院先の主治医の先生の了解を得て外出することができ、ビオセラクリニックまで通院が可能であれば、主治医の先生との協力のもとで治療を行う形となります。患者様が来院できない場合は、通常治療を行うことはできません。
- 治療には、どのくらいの期間が必要ですか?どのくらい続ければ良いですか?
(1クールの治療の後はどのようになりますか?)
- 免疫細胞療法に治療の制限はありません。この治療をどこまで続けるのかといった決まりもないため、ある目安を持って治療の維持を考えていきます。
また治療内容によってその維持の方法・目的も異なるため、医療相談時にお尋ね下さい。基本的には1クールまたは2クール(4回から8回)の治療後にその状況を話し合い、継続するか、終了するかを決めます。
継続する場合でもその治療ペースや頻度を変えることは可能です。また、一度終了してもいつでも再開することは可能です。
- 副作用はありますか?
- 今のところ発熱以外明らかな副作用は認めておりません。
ただし、臨床研究のレベルの新しい治療ですから、今後新たな副作用が報告される可能性があることを十分承知していただいて、治療を開始しています。
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温熱療法
- どんながんでも治療をうけられますか?
- 局所温熱療法では眼球と脳以外のがん、全身温熱療法では全てのがんが対象となります。
悪性リンパ腫は局所温熱療法、全身温熱療法ともに対象となっておりますが、白血病については治療をお受けしていません。
- 局所温熱療法と全身温熱療法、どちらを受けたらいいのでしょうか。
また、組み合わせる事もありますか?
- がんが1カ所に限定されていれば局所温熱療法、がんが散在する場合は全身温熱療法という目安はありますが、どちらを選択するかということは総合医療相談や、温熱相談で医師がご説明しています。
また併用も可能で、局所温熱で原発部分を治療し、転移を全身温熱で治療するというような患者様もいらっしゃいます。
- 他院での治療にあわせて、温熱療法はできますか?
- 可能です。
他院で化学療法、放射線療法を受けている方はその治療に合わせて温熱療法のスケジュールを組むようにしております。
免疫細胞療法に関しては、当院で温熱療法と併用すると温熱療法の料金が割引になりますが、他院で受ける場合は割引が効きませんのでご了承ください。
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