ビオセラクリニックの心理療法の目的

ビオセラクリニックの心理療法の目的

がんの患者様の苦しみには2種類あります。それは、身体的な苦しみと心理的な苦しみです。
多くの患者様は、治療の副作用など身体的な苦しみを取り除くためにさまざまな試みをしますが、気持ちの落ち込みや不安などの心理的な苦しみについては、「病気だからしょうがない」、「病気が良くなれば自然と元気になるだろう」と放っておく人が少なくありません。

あるいは、「こころまでは病気になっていない」と辛さを我慢したり、目をそむけてしまう人もいます。 しかし、身体的な苦しみも、心理的な苦しみも、どちらも患者様にとっての生活の質(Quality of Life: QOL)を低下させ、闘病生活を辛いものにします。

また、痛みが増すと気持ちが落ち込む、再発のことを考えて不安になると吐き気や倦怠感が生じたり、眠れなくなるなど、身体的な苦しみと心理的な苦しみは相互に関連しています。これはつまり、こころを元気にしてあげることが、身体の痛みを和らげることにもつながるということです。

さらに、心理的な苦しみの改善は、私たちの抵抗力である免疫力の改善につながり、結果的にがんに対する治療効果の向上にもつながる可能性があります。

これらのことから、ビオセラクリニックでは、免疫力を上げる手段の一つとして、患者様に寄り添い、心理的な苦しみを緩和することに取り組んでいます。

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